ハーバード大学長が辞任、反ユダヤ主義巡る対応や盗用疑惑受け |ロイター
米ハーバード大学のクローディン・ゲイ学長が2日、辞任を表明した。論文盗用疑惑に加え、学内の反ユダヤ主義に関する議会証言を巡りハーバードのユダヤ系コミュニティーや一部議員から辞任圧力を受けていた。2023年5月撮影(2024年 ロイター/Brian Snyder)
[ワシントン 2日 ロイター] – 米ハーバード大学のクローディン・ゲイ学長が2日、辞任を表明した。論文盗用疑惑に加え、学内の反ユダヤ主義に関する議会証言を巡りハーバードのユダヤ系コミュニティーや一部議員から辞任圧力を受けていた。就任から半年での辞任となった。
ゲイ氏は、理事会との協議を踏まえ、大学のためにも辞任が最善と判断したと説明した。
同氏は昨年12月、ペンシルベニア大とマサチューセッツ工科大(MIT)の学長と共に、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘勃発を受けた大学構内での反ユダヤ主義の高まりいついて下院公聴会で証言した。
3人はユダヤ人の虐殺呼びかけがいじめやハラスメントに関する大学の行動規範に違反するかどうかについて問われたのに対し明確な回答を避け、文脈が重要であり、言論の自由を考慮に入れなければならないと発言した。 もっと見る
これを受けて70人以上の議員が3校の理事会に学長解任を要求。ペンシルベニア大のマギル学長は自身の発言への批判を受けて辞任した。
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